熱伝達

熱伝達の式は一見、単純

 Q:熱移動量[\mathrm{W}]
 A:平板の面積[\mathrm{m^2}]
 h:熱伝達率[\mathrm{W/(m^2K)}]
 T_\mathrm{high}:高い方の温度[\mathrm{m}]
 T_\mathrm{low}:低い方の温度[\mathrm{m}]

熱伝達の式は下です。覚えましょう。

\begin{align}
Q = Ah (T_\mathrm{high}-T_\mathrm{low})
\end{align}

さて、一見、熱伝導の方程式よりも単純に見えますよね。あとは、「熱伝達率」なるものネットで調べてしまえばすぐ答えが出そうです。ふむふむ、空気が自然対流しているときの熱伝達率は3から10[\mathrm{W/(m^2K)}]くらい。

確かに、家の断熱計算をする上ではその程度の数字を覚えておけば十分かもしれませんね。ただし「熱伝達率」は、吹いている風速など、様々な条件で変化します。
今後、「熱伝達率」を求める方法を書いていければと思います。